事例:人事タイムウェーバーの活かし方

*人事(相性や適性、才能の発見)

 書籍 タイムウェーバー Time Waver  著者 寺岡里沙 参照

才能や適性を見るならBizのデータベースにある「ヒューマンリソース」のデータが良いです。

従業員の性質や性格、コミュニケーション能力、才能、長所短所を調べることが出来ます。

社員を採用する際に社員の適性とその職種のマッチングも見られます。

その人が本質的にもっている性質を知った上で、その人に合った部署や職種に配属できればお互いがハッピーですよね。

また、本人が気づいていない才能がわかれば、それを伸ばすための投資することもできます。

どんな人でも、適材適所に行けば、自分を活かすことができるので、このデータベースは是非、人事の人に使ってほしいです。

先日あるクライアントさんが、「転職するか、自分で何か起業するか、悩んでいるんです」と相談にいらっしゃいました。

「じゃ、あなたにどんなタレント性があるか見てみましょう」と言って見たら、「ライター」と出ました。

「書くことがいいって出てるけど、どう?」

「いえ、そんな私、今まで書いたことない。昔、作文で最悪な点数だったんだけど」

「でも、『いい』って出てるから、一回書いてみたら」

と言いました。しばらくしてから連絡があって、

「言われたから、とりあえずブログでも書いてみようかなと思ったら、昔のトラウマはなくなって、意外に書くのが楽しいかも」

とおっしゃっていたので、自分ではなかなか信じられないことでも、素直な人は才能が開花するようです。使ってみてください。

 

ー採用に向いていますね。ー

はい。採用だけでなく、既に今いらっしゃる社員さんの離職を減らすことも出来ると思います。

例えばその部署がほんとに合っているのかチェックしてあげると、実はその人は内勤よりもセールスに向いていたとかいうことがあるかもしれませんので、本人に「こういうのが向いてるようだけどチャレンジしてみませんか?」と言ってみるものいいでしょうし、自分の会社のどの部門に人材が欠けているのかも見ることができます。

今いる社員がそれぞれ、自分を生かせるポジションにつければ、効率がUPするので結果的には人件費の削減にもつながるでしょう。

 

ー実際に面接に来た人は、「見てもいいですか」と許可を取って、見てみるという感じですか。ー

そうですね。あらかじめ、それを募集条件に書いておくと良いですね。

オプションとしてはAさんとして見ることもできます。

 

ー人事でハッピーになる人も多いですからね。ー

適材適所に配属できたら、お互いにハッピーですよね。

向いていないのに、我慢して続けても自分のためにも会社のためにもならない。

 

ー結局、才能が潰されちゃったりする。ー

自分が生かせないんだったら、たとえ本人がその会社にいたいと思っても、違う会社に行ったほうがいいと私は思います。